以前、生月の六地蔵を調べた時、地元の人に聞き2か所の寺を訪ね、生月の寺には六地蔵はないものと思っていました。しかし、肝心の臨済宗の永光寺を忘れていました。
本堂の前庭にやや小ぶりですが、古色蒼然としたたたずまいで、蔦に絡まっていました。蔦を柱から上の部分4面とも了解を得て取り除きましたが、何の文字も彫られてなくて、年代を知ることはできませんでした。
この寺には古い梵鐘が伝わっています。明暦元年(1655)の完成とあり、中国からインゲンマメを持って来たことでも有名な禅宗の一派黄檗宗の開祖隠元の名もこの梵鐘には刻まれているそうです。
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