2014年4月21日月曜日

95-102.皆瀬地区山手の六地蔵

95.中山観音堂1(佐世保市小川内町)



 皆瀬から菰田水源地へ行く道の崖下の狭い道路わきに、中山観音堂はあります。新しいお堂もでき、説明板も真新しい文字が書かれています。佐世保市制100周年を記念して整備されたとのことです。六地蔵塔は完全な形で立っています。

96.中山観音堂2



 こちらは、笠は平べったい石が載せられ、中台も紛失しています。こちらが古いものでしょう。
 ここにある古い石塔は、佐世保の戦国史で有名な赤崎伊予守の墓と伝えられています。

97.菰田水源地横の六地蔵(佐世保市菰田町)



 水源地が造られたり、道路が拡張されたりとこの辺りもずいぶん昔とは様変わりしていると思います。何度もお地蔵さんは移し替えられたと思いますが、安住の地で、前掛けをしてもらい、花や柴で飾られて安堵されていることでしょう。

98.野中阿弥陀堂(佐世保市野中町)



 野中町の地蔵前バス停から上ったところに阿弥陀堂はあります。最近、新しく家が建ち始め、新興住宅地の観があります。
 六地蔵さんは砂岩製で溶けかかっていますし、中台はさかさまのようです。

99.妙観寺跡(佐世保市牧の地町)



 皆瀬から吉井へ妙観寺経由のバス通りがありますが、妙観寺峠バス停よりはかなりかなり皆瀬寄りのところに、古い墓があり、雑木林のところは昔の寺跡と思えます。平戸にも妙観寺跡はあり、その関係は分かりません。昔の寺は草庵みたいなところで、何度も移り変わっているようです。

牧の地観音堂(佐世保市牧の地町

 牧の地(まきのじ)観音堂の奥は「牧の地牧場」があり、大きな乳牛が数百頭います。

100.

101.

102.

 ここの3基はいずれも、砂岩製で傷みが激しいものばかりです。何度も移し替えられたのでしょう。すぐ近くに、緑泥片岩製の宝篋印塔がまとまってある古い墓地もあり、妙観寺がこの辺りにあったこともあるのかも知れません。

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