2.高野観音堂の六地蔵塔(松浦市志佐町高野免)
ここは志佐町から上志佐へ向かって行き、Aコープの手前から左へ上り、さらに小道を回りながら行くので、行きつくのに苦労します。3度は行ったけど、同じ道を行くことはなく、間違ってもそれほど離れていないので似たような舗装の小道を行けばたどり着きます。案内表示板もあるけど分かりにくいところです。左となりが妙見神社ですからこちらは大きくはっきりしています。
ここの石塔の特徴は何と言っても彫られた像の数多さでしょう。龕部と中台がそれぞれ2個あり、龕部には1列12像を上下に2個あるのですから合計48像の彫刻があります。その全てが着冠というか、帽子をかぶっています。お地蔵さんは坊主頭ですから、観音像と言った方がいいのかも知れません。近くを通りかかったおばあさんに高野の六地蔵と聞いたら、「ありゃー本当は観音さんばい」と説明されました。
ここも文字部を拓本にとってみました。「逆修」は分かりますが、建立年を天正十二年(1584年)と一般的には言われていますが、天正十三年と解釈している人もいます。
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