2014年5月12日月曜日

110-112.瀬戸越方面の六地蔵塔

110.矢峰バス停の六地蔵塔(佐世保市矢峰町)



 国道筋、矢峰バス停にあり、赤い前掛けは、まるで腹巻をしているように目立ちます。がっしりとして完全に揃い、コンクリートで基礎は固められています。近くの少し高いところから移されたと言われています。82と同じく、宗金親の供養塔と言われています。 宗金親は、瀬戸越の大智庵城で生まれて数奇な生涯を送っていますので、生地が見えるところに供養塔が建てられたのでしょうか。付近の人のお参りが絶えないようです。

111.泉福寺地蔵堂1(佐世保市瀬戸越3丁目)



 この地蔵堂の奥に、泉福寺洞窟遺跡があります。旧石器時代からの遺跡が発見され、日本史に書き加えられました。特にここで発見された「豆粒文(とうりゅうもん)土器」は世界最古とも言われています。

112.泉福寺地蔵堂2



 こちらは竿石が欠損しています。この付近に昔、泉福寺と言う寺があったそうですが、場所は特定していないようですが、泉福寺と言う地名は残りました。裏山の岩盤には観音様やお地蔵さんが、彫られていたそうですが、道路拡張のため像の部分だけ切り取られ、お堂に展示されています。




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