2014年6月30日月曜日

136-139.江迎の六地蔵塔

136.寿福寺の六地蔵(佐世保市江迎町長坂)


 江迎町の夏祭り「千灯篭」が行われる時、水かけ地蔵が安置されるところに、この六地蔵塔もあります。子供の頃は、このお祭りは大変賑わい、楽しみでした。露店が出た通りは、歩くというよりは、人波に流されていく感じでした。
 花火大会は当時、近辺にはなく、すごい花火の数に驚くばかりでした。臨時バスが遅くまで満員の客を運んでいましたし、客足が絶えないように感じていました。北松炭田が盛んなころです。その後、炭坑がなくなると寂しさを感じる祭りに思えましたが、佐世保市と合併してからは、佐世保方面からも車で来る人が増え、若い人が増えたように感じます。

137.清浄寺1(佐世保市江迎町田の元)


138.清浄寺2


 田の元の曹洞宗清浄寺の六地蔵塔は2つとも、笠がとれています。砂岩製のものはこのようなものが多いようです。
 この辺りも、炭坑全盛時分の賑やかさは大したものでした。それに比べたら最近は国道端の商店はまともには開いていないさびしい状態です。

139.猪調観音堂(佐世保市江迎町猪調)


 猪調と書いて「いのつき」と読みます。読みにくいからでしょう、松浦鉄道になって、この付近に新しい駅が出来ましたが、駅名は「いのつき」とひらがなで表記されています。
 この付近も炭坑時代は、びっしりと住宅が立ち並び、猪調小学校は九州一のマンモス校と呼ばれた時もありました。

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